認知機能

ニュージーランドカシスと脳との関係

加齢による脳機能低下、あるいはアルツハイマー、パーキンソン病といった病気は、フリーラジカルによるDNAの酸化が一因だと考えられています。モノアミン酸化酵素A・Bなどの酸化酵素の活動も要因のひとつです。

そのためパーキンソン病などの治療にはモノアミン酸化酵素阻害薬が用いられます。そうした中、抗酸化成分の摂取による脳機能低下の抑制効果が注目されています。

ニュージーランドカシスと認知機能

  1. ラットに8週間、カシス・アントシアニンを投与したところ、脳神経機能の向上と、ストレスに対する神経保護作用の回復が見られました。
  2. ある研究では、500mgのアントシアニンを含むニュージーランドカシス・ジュース(あるいは抽出物)を摂取した被験者グループは、認知評価で大幅な注意機能向上を示しました。またアントシアニンを摂取したグループは、そうでないグループに比べて血小板のモノアミン酸化酵素Bが96%低減されていました。
  1. 人の若い被験者を対象にした予備研究では、500mgのアントシアニンを含むニュージーランドカシス・ジュースの摂取によって、注意力向上、精神的疲労の低減、反応時間の改善といった効果が確認されました。

このように、ニュージーランドカシスを日々の食事に加えることで、健康的な脳機能の維持に役立つことが数々の研究で示されています。