私たちの身体はとても良くできていて、エクササイズにより発生するダメージから身を守りつつ最大限の力を発揮できる様々な機能が備わっています。
こうしたほとんどの機能は細胞の中に存在するnrf2と呼ばれる分子によってコントロールされています。Nrf2は一度活性化されると細胞質から核内に移動し、核内のDNAと結合する転写因子です。
nrf2はDNAと結合すると特定の遺伝子を活性化し、抗酸化プロセスに関わる様々なタンパク質を含む200以上のタンパク質合成を促します。抗酸化力を高め、運動パフォーマンス向上や回復機能の調整に関わるnrf2の重要性は、nrf2活性が損なわれた、または全く持たない動物の臨床試験において、抗酸化活性および運動能力の低下が見られることからも実証されています。
nrf2の活性化により、運動による回復力が向上
さて、次に重要なポイントは、スポーツやエクササイズをする時、いかにnrf2を活性化し、細胞の損傷を最小限に抑えて身体機能を高め、迅速に回復できるかとういうことです。この質問に対する答えは動物実験により明らかになりました。そして今、その結果が人間にも当てはまることが分かってきています。嬉しいことに、nrf2は私たちが摂取する食べ物、特に果物や野菜に含まれる栄養素によって活性化されるのです。とりわけカシスアントシアニンは、動物実験の中でnrf2を活性化するのに特に効果的であることが明らかになりました。
ニュージーランドカシスの内なる効果
数々の臨床試験により、ニュージーランドのカシスが体の抗酸化機能やスポーツのパフォーマンス及び回復力を向上させることが明らかになってきました。動物を用いた研究ではnrf2がこうした身体機能向上において重要な調整役であることを示しており、ニュージーランドカシスが人体においても同様に機能している可能性を示唆しています。現在、ニュージーランドカシス協同組合とその研究パートナーであるニュージーランドプラントアンドフーズリサーチでは、スポーツパフォーマンスと疲労回復におけるnrf2の役割を決定づけるべく研究が進められています。カシスアントシアニンは、運動中に発生する酸化ストレスからただ単に身体を守るのではなく、本来備わっている抗酸化防御システムを活性化することにより、より健康な身体作りを助け、さらにスポーツパフォーマンスや回復力を向上させることができるのです。
また、ニュージーランドのラグビー代表ジャック・グッドヒューは、ニュージーランドのカシスを摂取しているアスリートの一人です。今盛り上がりを見せる日本での2019年ラグビーワールドカップ中も最高のパフォーマンスと回復を助けるためにカシスを取り入れています。スポーツ愛好家の皆様も、今期のRWCの盛り上がりで少しラグビーに興味を持ってきたという方々も、ぜひこちらのビデオからhttps://youtu.be/ZKlrMfecFTQをクリックして、ニュージーランドカシス研究者であるロジャー・ハースト博士とジャックとのカシス談義をご覧下さい。ニュージーランドカシスがスポーツや運動のパフォーマンスと回復にどのように役立つかお分かりいただけると思います。
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